2024年7月9日
木製の椅子づくり
コロナ禍前になりますが、親子ふれあいデーというイベントに弊社も参加させて頂きました。木製の椅子を作製しながら、木のぬくもりや木の良さ、物を造ることの楽しみや喜びを知ってもらいたいという思いで参加いたしました。木製の椅子は、こども達に一から組み立て作製してもらいます。
材料は、椅子の組立用にカットした木材と釘、金槌と木工ボンドです。 カットした木材には、予め釘を打ちやすいように釘穴をあけてあります。前で説明をしながら一緒に作製していきました。 数名で補助をしながら、怪我の無いよう注意を払いながら進めていきましたが、こども達は皆真剣に取り組んでくれました。
釘は、真っすぐに金槌を打たないと上手く打ち込む事ができません。今回初めて釘を打つという子達がほとんどでしたが、出来上がるまで一生懸命頑張ってくれました。限られた時間内で仕上げるため小さな椅子ですが、子供達は出来上がった椅子を見て、嬉しそうにしているのが印象的でした。
『木とふれあい、木に学び、木と生きる』取組を木育と提案されたプロジェクトがありますが、今回はその1つ『木とふれあう』という事が、子ども達と共に実施できたように思います。
今回作製した椅子は各自持って帰って頂きました。色んな用途でご自宅で、使用してもらえたらと思っています。木の経年変化を楽しみながら、作製した時の思い出が、子ども達の記憶の片隅に残っていると嬉しい限りです。